ソムリエ・ワインエキスパートは、J.S.A.(日本ソムリエ協会)が認定している資格です。
ソムリエ・ワインエキスパートの試験を受験しようと考えた際に、独学でも合格できるのか、それともワインスクールに通った方がいいのか気になりますよね。
ソムリエ・ワインエキスパートの試験は合格率約30%と、難易度の高い試験です。
そんなソムリエ・ワインエキスパートはワインスクールに通うべきか、独学でも合格可能なのか解説します!
ワインソムリエ試験の詳細
ソムリエ・ワインエキスパートの試験は日本ソムリエ協会(J.S.A)が実施する試験です。
ソムリエ・ワインエキスパートの試験は、一次試験(筆記試験)、二次試験(ティスティング試験)、三次試験(論述、実技試験)の3段階にわたり、夏から初冬にかけての長い期間をかけて受験を行います。
勉強期間については個人差があるため一概には言えませんが、最低でも3ヶ月から1年は見ておくと良いでしょう。
それでは、各試験の概要を見てみましょう。
一次試験(筆記試験)
ワインの基礎知識から応用知識まで、幅広い範囲が問われます。
ブドウ品種、産地、醸造法はもちろん、ワイン法規やサービスに関する知識も必要とされます。
この試験を通過することで、あなたのワインに関する基礎的な理解度が評価されます。
二次試験(ティスティング試験)
ここでは、実際にワインを試飲し、その種類や特徴を正確に識別する能力が問われます。
色、香り、味わいを総合的に判断し、ワインの品種や産地、熟成度を見極める力が求められます。
三次試験(論述、実技試験)
最終段階では、ワインに関する論述問題と、実際のサービス実技が試されます。
ここでは、理論だけでなく、実際にワインを扱うプロフェッショナルとしての技術や接客スキルが重要視されます。
ソムリエ・ワインエキスパートの試験は、単に知識を問うだけでなく、実践的なスキルや深い理解が求められるため、充分な準備と実践経験が不可欠です。
試験概要や合格率については、日本ソムリエ協会の公式サイトでさらに詳しい情報を得ることができますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ワインソムリエ試験に合格するなら「ワインスクール」「独学」のどちらがいい?
ワインソムリエの資格を目指しているあなたにとって、ワインスクールに通うことはかなり合格に近づくことは間違いありません。
しかしワインスクールに通うにも、独学をするにもメリットとデメリットがあります。
それぞれをしっかり理解してからどちらが自分に合っているのかを考えましょう。
ワインソムリエ試験に合格するためにワインスクールに通うメリット・デメリット
まずメリットから見てみましょう。
ワインスクールでは、経験豊富な講師陣による効率的な指導を受けることができます。
これは独学では得られない大きな利点ですね。
同じ目標を持つ仲間と出会える環境は、学びをより深め、モチベーションを高く保つのに役立ちます。
わからない点があれば、すぐに質問して解決できるのも、学習を効率よく進める上で大切なポイントです。
一方で、デメリットも考慮する必要があります。
通学には交通費と時間がかかりますし、独学に比べて費用がかかるのも事実です。
忙しい仕事のスケジュールを調整して授業に参加するのが難しい場合もあるでしょう。
それでもワインスクールに通うメリットを考えれば、これらのデメリットは上手く対処することで乗り越えられるはずです。
場合によってはオンライン授業の活用や、スクール選びにおいて立地やスケジュールの柔軟性を重視するなどで対策可能です。
ワインソムリエ試験に合格するために独学を選ぶメリット・デメリット
まずメリットから見てみましょう。
独学の最大の魅力は、自由度の高さです。
参考書や過去問、さらにはYouTubeなど、自分に合った学習方法でスタートできますね。
ワインスクールに通わないため、経済的な負担も少なく、自分のペースで好きなタイミングで勉強できるのは大きなメリットです。
しかし独学は重要な情報収集や過去問の入手が難しいことがデメリットとして挙げられます。
また、勉強のポイントをおさえた効率的な方法を見つけ出すのも一苦労です。
同じ目標を持つ仲間がいないため、モチベーションの維持も課題となります。
特にテイスティングの練習は、適切な場所を見つけるのが難しいので大きなデメリットです。
テイスティングの練習に関しては、ワインショップやバーでのテイスティングイベントに積極的に参加することがおすすめです。
実際にワインを味わいながら、知識を深めることができます。
ワインソムリエ試験に合格するために必要な時間・費用
ワインソムリエ試験の合格を目指す方にとって、準備する時間と費用は大切なポイントですよね。
ただ、それぞれの人によって基礎知識のレベルは異なるため、必要な勉強時間は人それぞれです。
ワインが好きで、多少なり知識がある方は200時間程度で対応できるかもしれません。
一切知識がないという方は、300~400時間の勉強が必要になります。
ソムリエ試験に合格するためには、ワインスクールの受講料や参考書、テイスティンググラス、ソムリエナイフなど、多くの準備が必要です。
特にワインスクールに通う場合は、その準備にかかる費用も把握しておきましょう。
受験料に関しては、一般社団法人日本ソムリエ協会の会員か一般かによって異なり、一次試験から受験する場合は一般で29,600円、会員で20,380円となっています。
二次、三次試験も同様に会員と一般で料金が異なりますので、しっかりと確認しておきましょう。
ソムリエ教本は受験料に含まれているため、別途購入する必要はありませんが、独学の場合は参考書や試験対策問題集を自分で用意する必要があります。
教材は試験の重要項目や過去に出た問題、最新の傾向などをカバーしており、試験対策には欠かせません。
価格はおおよそ2,000円前後なので、複数購入して比較することをおすすめします。
ワインソムリエ試験に合格するためにおすすめのワインスクール
- 1dayから受講可能
- 趣味〜資格取得まで幅広い講座
- 無料体験実施中
対象コース | ・1dayセミナー ・総合コース ・ソムリエ・ワインエキスパート資格取得向け講座 ・WSET®資格取得向け講座 ・J.S.A. SAKE DIPLOMA受験対策講座 ・チーズプロフェッショナル資格向け対策講座 ・シェリー資格称号認定試験講座 etc... |
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レッスン形式 | グループ |
レッスン回数 | 1日〜20日(※受講コースによって異なる) |
月額料金 | 8,800円~(※受講コースによって異なる) |
登録料 | 5,500円 |
所在地 | 青山・銀座・大阪・名古屋・オンライン |
体験相談 | あり |
【まとめ】ワインソムリエ試験に合格するなら「ワインスクール」「独学」
この記事ではワインソムリエ試験に合格するなら「ワインスクール」「独学」についてまとめました。
結論、独学でも受かることはあるが、ワインスクールに通った方が早いです。
ソムリエ・ワインエキスパートの試験は合格率約30%と、難易度の高い試験です。
テキトーに受験をしても、受かるような試験ではないと覚えておきましょう。
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